はいさい!キリギリスでございます。私も32歳になりまして、そろそろ資産運用どうしようかな?なんて最近真剣に検討しているのであります。まさにマイブーム。しかし、これまでお金について何の勉強もしてこなかったので、知識がありません。そんな訳で、巷で良く聞くNISAとは?なんぞやと言うことで調べてみました。
まずNISAには2つあります。
- NISA
- 積立NISA
おいおい!と言われそうですが、『積立』が付いているかいないかで、2つに分かれているのです。見た目は一緒ですが、中身は結構違いますので、要注意なのです。そうなのです。見た目は子供!頭脳は大人!その名は・・やめときましょうか。失礼しました。
まずはNISAからご説明します。
『NISAは2014年1月にSTARTした、個人投資家の為の税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。』
例えば、100万円の株を購入し、200万円になったとします。通常であればこの差額100万円の利益に対して、20%の税金がかかっていました。つまり、20万円は国に持って行かれてしまっていたのです。しかし、このNISAを活用すれば、いくら利益が出ても税金がかからないのです。
ふむふむ!私達サラリーマンは、国税から狙い撃ちされているかと思ってましたが、この様な優遇制度があるんですね。
1年間120万円を上限として、5年間積立をすることができます。また5年間の非課税期間が終わったあと、翌年の投資枠に乗り換えてさらに5年間、非課税期間を延長する制度をNISAロールオーバーと呼びます。すると10年間非課税で運用できる様になるのです。しかもこの場合、満了時に120万円を超えていても全額ロールオーバーが可能です。
NISA口座で5年間運用した後、さらに運用を続けるのであれば、利益が出ているいないに関わらず、ロールオーバーをした方がその後、非課税で運用ができ便利です。
ここで注意が必要ですが、基本的にはNISA口座において途中で売却せずに5年間非課税で運用した後は、期間満了時に課税口座に移管されます。そして以後の利益には課税されます。
ロールオーバーするには手続きが必要なので、お忘れなく!
また、評価額が120万円以上の場合、ロールオーバーをしてしまうと、新たに投資枠の120万円を利用することができないのだ!注意!
NISAは、あくまでも『利益が出た場合に、支払わなければいけない20%の税金を0にします。と言う制度です。利益が大きければ非課税制度の効果は絶大ですが、反対に損失を出してしまうと、非課税の恩恵は受けられないのです。
また損益通算を利用することができません。利益と損失を合わせて支払う税金を減らせる制度です。NISAは残念ながら、この損益通算ができないのです。
とこんな訳で、国税に狙い撃ちされているサラリーマンにとって、NISAの非課税は確かに魅力的です。しかし、NISAの損失が損益通算できない点や、課税口座への移管の際に時価で購入したとみなされる点は投資する方々に経済的損失をもたらしかねません。これからNISAの注意点やデメリットをよく把握して利用を決めていくべきであります。
それでは次は、積立NISAについてレビューをしていきたいと思います。
それでは皆様!ばーーーイ!!