はいさい&ジャンボ!!キリギリスでございます。
以前のブログでもご紹介した中田敦彦のYouTube大学の講義でお馴染み『中田敦彦エクストリーム偉人伝』孫正義編で登場した藤田田さんです。この人どんな人やねんと思いまして、藤田田さん著『ユダヤの商法』を読ませて頂きました。私自身も営業マンをしておりまして、何かここから得られるところが無いかと思った次第でございます。
今回は、この本をご紹介させて頂きたいと思います。
まず初めに、この本は世界の資本主義を牛耳っているユダヤ人がどの様にして富を得たのかを実際にユダヤ人とビジネスを通して藤田田さんが学び得た経験を元に書き記されています。
その為、学者や研究者目線ではなく、ビジネスという戦の中に実際に身を投じていますので、野武士の様な生身の言葉が妙に生々しくリアリティがあり、私の様なヒヨコはドキドキしてしまうのです。

中でも『きれいな金』『きたない金』は無い。というフレーズが序盤早々に飛び出します。ムムム?そうかな〜?なんて思っているヒヨコに田さんは追い討ちをかけるのです。「バーのマダムの財布の中の千円札にこれは酔客からふんだくった金ですとは決して書いてませんよね?つまり、金にきたない金は無いのだ。」もう結論づけたぞ!オロオロ、ぴよぴよと私、震えだすのであります。やばい本なのか・・・。
うううううむむむむむ・・・・・。そう言われるとそうなんでしょうけどおぉぉぉぉ・・・。そこまで言い切れるのか。そこまで言い切らねばお金は稼げないのか。序盤から面食らってしまう訳であります。
中盤でまたもや田さんは、追い討ちをかけてきます。『お金のある人偉い人』『お金の無い人駄目な人』理論。ここでもまた衝撃を受けるのです。日本に生きていると、どこかしらそんな事言っちゃ駄目よ。という小声が聞こえてきそうなものです。子供がママ〜『お金のある人偉い人』『お金の無い人は駄目な人』パパは駄目な人なんだね〜〜と言った暁には、ママに叱られてしまう事でしょう。ただ、ママは叱りながら迷うはずです。100%間違っているとは言えないのではと・・。
実際の社会はどうだろう。やっぱり、資本主義の日本で『お金のある人偉い人』『お金の無い人駄目な人』と定義づけられて無いだろうか。であれば、そこへ猪突猛進突き進むことの何がいけないのだろうか。お金にガメツイ人に対して、冷ややかな目線を向ける人が多い日本人。かたや、高級外車に乗る人に羨望の目を向ける日本人。考えてみると矛盾を感じてくるのです。とても考えさせられるフレーズが随所の散りばめられています。

この点に気付いてからは、藤田田さんの言葉が突き刺さってきました。建前だらけの日本の環境に身を置いていると、感覚がおかしくなっているのかも知れません。毎日サラリーマンとして安い賃金で働くことが美徳とされがち。インターネットなどで、簡単に大金を稼ぐことは卑しい。オレオレ詐欺などは論外ですが、サラリーマンの安い賃金で毎日汗まみれで働いていることが美徳とされているのはおかしいのかも知れません。そんなことを考えていると、これまでマインドコントロールされていたのでは?などと思い出して来ました。笑あれれ笑
はたして、どちらが正しいのか。藤田田さんの言葉は、一見過激な言葉に写りますが、建前を取り払った本質を突いている様に感じました。
人間は楽しむために働くのだ。
ユダヤ人の最高の楽しみは、タキシードを着て最高級のレストランで贅沢な食事をすることである。
日本人は、働く為に食べる。ユダヤ人は、食べる為に働く。ここに本質がある様に思います。残業代も付けずに長時間働くサラリーマンが日本にはまだまだ沢山います。
今回とても勉強になる内容でした。お金持ちになる為には必要なポイントが随所に散りばめられており、私自身も実践できれば貯金ができそうです。ただ、藤田田さんとお友達にはなれ無さそうですが。
駄目な人って思われているのではとドギマギしちゃいますからね。笑
色々考えさせてくれるとても良い本でした。おすすめです。

ユダヤの商法(新装版)
是非皆さんも時間があれば読んでみて下さい。色々な価値観がありますが、お金の価値観を変えられれば、世界が変わるかも知れません。
最後まで読んで頂きありがとうございました。定期的に更新をしておりますので、また是非遊びに来て下さい!ではまたお会いしましょう!