はいさい&ジャンボ!!キリギリスでございます。今回が最後の投稿です。続け様で、箱根駅伝について、書き記して参りました。今回は台風の目編ということで、記載させて頂きたいと思います。今回ピックアップしたい大学は、2校です。東京国際大学と創価大学です。
東京国際大学は、台風の目必須の大学になります。今回の大会を含めて3年連続で箱根駅伝に出場中です。創部9年目。全日本大学駅伝は、4位になった。今怒涛の勢いを増している大学が東京国際大学なのである。

監督:大志田 秀次 創部9年目、目指すは8位以内 前回(15位)よりもいい順位を目指そうと、選手はがんばっている。最低でもシード権獲得、出来れば8位以内を目標にしたい。創部9年で、選手が箱根駅伝を励みに一冬、一夏を過ごす姿を見てきた。学生たちを成長させる大きな大会だ。
東京国際大学。あまり聞きなれない大学ですが、シード権を獲得しそうな雰囲気がプンプンするのであります。プンプンどころではありません。実力者を揃えられています。エースは、強豪大学にいても遜色ありません。
1区:1年 ビンセント 10,000m:27分47秒 ハーフ:1時間2分23秒 2区:4年 伊藤達彦 10,000m:28分26秒 ハーフ:1時間1分52秒 3区:3年 栗原卓也 10,000m:29分13秒 ハーフ:1時間4分9秒 4区:3年 佐伯 涼 10,000m:29分29秒 ハーフ:1時間4分29秒 5区:4年 山瀬大成 10,000m:29分30秒 ハーフ:1時間4分27秒 6区:1年 大上颯麻 10,000m:30分43秒 7区:3年 中島哲平 10,000m:28分51秒 ハーフ:1時間3分45秒 8区:3年 芳賀宏太郎 10,000m:29分07秒 ハーフ:1時間6分41秒 9区:4年 相沢悠斗 10,000m:29分54秒 ハーフ:1時間3分13秒 10区:4年 内山涼太 10,000m:29分28秒 ハーフ:1時間3分39秒
大志田監督が直前のインタビューで、ケニア出身のビンセントを現状の補欠グループから1区もしくは3区で使うと明言しています。箱根駅伝予選会では3位を記録しており実力は申し分ありません。
気になるポイントとしては、まだ1年生であること。箱根駅伝は初めてということで、大舞台でいつも通りの成績を収められるかが焦点になります。
注目選手
ビンセントと合わせて、注目が高い選手は、伊藤達彦選手です。 箱根駅伝でも日本人TOPの5位で突破。華の2区でエントリー予定です。 目標は華の2区で日本人TOPになることときっぱり。 10000m公認:28分26秒50 ハーフマラソン公認:1時間01分52秒 気持ちの強さが目立つ。箱根駅伝予選会でも、前日に日本人トップになると明言。有言実行をしてみせた。箱根本番も、気持ちの強さを見せて、本来の力を発揮しそうだ。復路で中島哲平選手(3年)を置いておけるのも心強い。
創価大学(3年ぶり3回目の出場)新興勢力の大学である。
監督:榎木 和貴 ワンハートの8位で、やるじゃんと言われたい 目標順位は8位。「やるじゃん創価」と多くの人に言ってもらえるように頑張りたい。箱根駅伝では(中央大生時代に)優勝し本当に成長させてもらった。チームがひとつになるし、大学関係者、OB、父兄を含めてみんなの心がひとつになる「ワンハート」の大会だと思う。
チーム力を底上げできた理由の一つが、今年から創価大学駅伝部の監督を務める榎木監督。中央大学時代は箱根で4年連続区間賞を獲得したランナーであり、主将も務めていました。実績十分の監督が創価大学駅伝部に課したのが、月間走ノルマの750キロ設定。昨年までは500キロ台だったこともあり、最初は達成できない選手もいましたが、夏頃には箱根仕様の“足”が完成した。

箱根駅伝予選会では、実力者の留学生ムイルが本来の走りでなかった。しかし、総合力で5番手につけた。8名が上位100位に入るなど、総合力の底上げが感じられました。
1区:4年 米満 怜 10,000m:28分30秒 ハーフ:1時間3分19秒 2区:4年 ムイル 10,000m:27分38秒 ハーフ:1時間1分59秒 3区:3年 原富慶季 10,000m:28分49秒 ハーフ:1時間3分38秒 4区:1年 横山魁哉 10,000m:29分47秒 ハーフ:1時間8分15秒 5区:4年 築舘陽介 10,000m:29分54秒 ハーフ:1時間4分48秒 6区:3年 鈴木渓太 10,000m:29分59秒 ハーフ:1時間5分54秒 7区:2年 三上雄太 10,000m:30分24秒 ハーフ:1時間5分36秒 8区:3年 鈴木大海 10,000m:29分23秒 ハーフ:1時間3分52秒 9区:2年 永井大育 10,000m:29分43秒 ハーフ:1時間5分13秒 10区:2年 嶋津雄大 10,000m:29分15秒 ハーフ:1時間4分16秒
注目選手
ムイル選手(4年)期待された予選会ではまさかの失速。 本人曰く、予選会の日は途中から靴擦れを起こし、走れる状態ではなかったとの事でした。11月に行われたロードレースでは快走。10,000m:27分38秒。 米満怜選手(4年)予選会では総合7位、日本人3位でゴールし、名実ともに創価大学のエースです。3年前の箱根駅伝では1年生で8区を走り区間3位と好走し、箱根駅伝を経験していることも大きな強みです。卒業後は強豪のコニカミノルタへ進むことが決まっています。嶋津選手(2年)も注目の選手です。初めての箱根駅伝で力を発揮できるかがポイント。
この3選手が本来の力を発揮すれば、シード権獲得も見えてくることでしょう。その他の選手も持てる力を発揮することが求められます。
今回は東京国際大学と創価大学の新興勢力の分析をさせて頂きました。両校ともに、エースが役割を担えば十分にシード権獲得も見えてきます。台風の目として大会を盛り上げて欲しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。