はいさい&ジャンボ!!キリギリスでございます。
本日ご紹介をさせて頂きたいのは「9人の翻訳家囚われたベストセラー」であります。ミステリー好きにはお勧めしたいのであります。最後の最後で、ぬぬぬと紐解いていける話になっています。
作品情報でござる。
作品名:9人の翻訳家囚われたベストセラー 監督:レジス・ロワンサル 脚本:レジス・ロワンサル 製作:2019年 時間:105分 製作:フランス・ベルギー合作 公式サイト:https://gaga.ne.jp/9honyakuka/ 星:6.5(10点満点中) 世界的ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」をはじめとするダン・ブラウンの小説「ロバート・ラングドン」シリーズの出版秘話をもとにしたミステリー映画。 シリーズ4作目「インフェルノ」出版時、違法流出防止のため各国の翻訳家たちを秘密の地下室に隔離して翻訳を行ったという前代未聞のエピソードを題材に描く。
これ何が怖いって、実話を基に作られたストーリーらしいのです。最後まで、見てそれを感じて頂くと、より恐怖を感じられる内容になっています。これに似た事が実際に起こっているのねというところで・・・。


ネタバレ注意です。
最近は、FacebookやtwitterなどSNSが非常に普及している世の中です。そんな中、大ヒット中の作品、第3作目が発表されます。この作品は、世界中が待ちわびていた作品でした。全世界待望のミステリー小説「デダリュス」完結編の各国同時発売に向けて、9人の翻訳家が集められた。
原作の版権を所有しているエリック・アングストロームは流出させない様に、フランスにある洋館の地下室に、携帯やパソコンなどを始めに持ち込めない様に対策を行い、万全の状態で地下に閉じ込め翻訳作業をさせるのでした。
毎日20ページずつ渡される原稿を翻訳していく。しかしある夜、出版社社長のもとに「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」という脅迫メールが届く。
困惑するエリック・アングストロームだった。それもそのはず。誰にもインターネットに接続することなどできないはずだったからだ。そこから、翻訳家達への人権無視の脅迫を続けるアングストロームだったが、謎の脅迫メールは留まることを知らなかった。
困惑するアングストローム。。。


実は、英語を担当していた「アレックス・グッドマン」彼が、周囲の仲間をたきつけて、この地下で閉じ込められる前に原作を盗み出していたのだ。
実は、この地下シェルターに連れ込まれる前からグルだったのである。下記5名は、共謀してエリック・アングストロームから原作を盗み出していたのだ。
英語:アレックス・グッドマン ドイツ語:イングリッド・コンベル 中国語:チャン・ヤオ ポルトガル語:テルマ・アルヴェス スペイン語:ハビエル・カサル
既に原作を知っていた5名は既に情報を把握、まとめ役のアレックス・グッドマンがメールでアングストロームに脅迫メールを送付していたのだ。しかし、ここで終わらないのがこの作品の面白いところです。
エリック・アングストローム、途中から極悪非道ぶりが目につくのですが相当の悪者なのでした。実はこの男、全世界待望のミステリー小説「デダリュス」を世に送り出したとされるジョルジュ・フォンテーヌを殺していました。冒頭店が燃えているのですが、彼の仕業だったのです。
そして、ジョルジュ・フォンテーヌが書いていたと思っていた「デダリュス」の本当の生みの親は、英語担当のアレックス・グッドマンだったのです。ジョルジュ・フォンテーヌを殺したエリック・アングストロームへの復讐劇というのが本作の内容でした。
だから、死んでることを知っていたのに、会わせろ会わせろって言ってたのね。まぁ最後に分かるのですが。


ミステリーなので、説明をするのが難しいのですが2転3転しますし、スリル感も味わえる作品になっています。やはり今の時代すぐにSNSで世界と繋がる事ができますので、著作権など守る事が非常に難しい様に感じます。
ここまでしないと守れない権利もあるという視点が勉強になりました。
いや難しい〜観終わってじっくり考えると面白さがジワジワくるという感じです。
近隣ですが、こちらのおでん屋さんお勧めです。レビューしてますので是非どうぞ!!
本日も最後までお読み頂きありがとうございました。定期的に更新をしてますので、是非お気に入りに登録頂きまた見に来て下さい。ツイッターでも更新情報をアップしてますので、登録頂けると幸いです。