どうも俺だ。箱根駅伝をめちゃくちゃ楽しみにしている漢である。
「俺が優勝チームを予想する。その①」では駒澤大学が今年かなり強いらしいということが分かった。
かなり仕上がっている。ただ箱根駅伝は距離が長くなる。全日本大学駅伝の106.8km⇨箱根駅伝217.1kmになる。距離が単純に2倍になるのだ。区間距離も全て20kmをオーバーしている。まさに総力戦だ。
箱根駅伝は、区間エントリーが事前に公表されている。(当日の1時間10分前に選手変更可能)
エントリー選手の10,000kmの結果とハーフマラソンの結果が公表されており、そこから優勝大学が何処になるのか分析を行いたい。
https://www.hakone-ekiden.jp/_assets/2022/41b6ddd0c2142013ce5a582ffd7f9c6d075c5a42.pdf青山学院大学(昨年1位)
(エントリー選手) ・1区 4年 目片 将大 10,000m(28:19.53),ハーフマラソン(1:02:36) ・2区 4年 近藤 幸太郎 10,000m(28:10.50),ハーフマラソン(1:03:42) ・3区 4年 横田 俊吾 10,000m(28:24.78),ハーフマラソン(1:02:36) ・4区 1年 黒田 朝日 10,000m(28:33.62),ハーフマラソン(記録なし) ・5区 2年 若林 宏樹 10,000m(28:25.71),ハーフマラソン(1:03:18) ・6区 4年 西川 魁星 10,000m(29:12.95),ハーフマラソン(1:06:41) ・7区 3年 佐藤 一世 10,000m(28:50.56),ハーフマラソン(1:05:47) ・8区 1年 荒巻 朋熙 10,000m(28:37.51),ハーフマラソン(記録なし) ・9区 1年 塩出 翔太 10,000m(29:25.83),ハーフマラソン(1:04:14) ・10区 4年 中倉 啓敦 10,000m(28:33.71),ハーフマラソン(1:02:26) (補欠登録) ・4年 岸本 大紀 10,000m(28:20.29),ハーフマラソン(1:03:49) ・4年 中村 唯翔 10,000m(28:29.43),ハーフマラソン(1:02:52) ・4年 西久保 遼 10,000m(28:21.39),ハーフマラソン(1:02:30) ・4年 脇田 幸太朗 10,000m(29:03.66),ハーフマラソン(1:03:13) ・2年 太田 蒼生 10,000m(28:32.17),ハーフマラソン(記録なし) ・2年 田中 悠登 10,000m(28:35.60),ハーフマラソン(1:02:33)
10,000mの記録を記載したが、イメージが湧かないだろう。
2022年日本選手権の10,000mの記録を確認すると、1位が(27:42.85)2位(27:47.40)3位(27:49.12)4位( 27:53.79)5位(27:54.88)6位(27:57.72)7位(27:59.90)8位(28:02.47)9位(28:04.70)10位(28:06.34)遡っていくと20位(28:47.07)つまり、28分台前半で走れれば、ほぼ1流選手と考えて間違い無いだろう。
ハーフマラソンは、公務員ランナーとして有名だった川内 優輝さんが、2022年東京レガシーハーフマラソン2022に招待選手として出場している。この時の記録が、(1:02:07)で全体38位だった。このあたりで走れればかなり早い。川内さんのTwitterでは、目標は1時間2分台、悪くても3分台で走りたいと抱負を語られていた。1時間3分台で走れれば、自分を許せる範囲、つまり早いのである。
今回箱根駅伝は総力戦の為、エントリー選手と補欠選手を含め、10,000mは28分30秒までの選手数、ハーフマラソンは1時間3分台で走る選手数が何人いるのかチェックしていきたい。
ちなみに青山学院大学は、10000m28分30秒までの選手(7人)、ハーフマラソン1時間3分台(10人)かなり強豪だ。
順天堂大学(昨年2位)
(エントリー選手) ・1区 2年 油谷 航亮 10,000m(29:49.70),ハーフマラソン(1:03:14) ・2区 4年 堀内 郁哉 10,000m(29:21.91),ハーフマラソン(1:04:00) ・3区 4年 伊豫田 達弥 10,000m(28:06.26),ハーフマラソン(1:02:11) ・4区 3年 石井 一希 10,000m(28:48.45),ハーフマラソン(1:02:09) ・5区 2年 神谷 青輝 10,000m(29:48.57),ハーフマラソン(1:04:11) ・6区 1年 村尾 雄己 10,000m(29:15.36),ハーフマラソン(記録なし) ・7区 2年 海老澤 憲伸 10,000m(28:49.49),ハーフマラソン(1:02:43) ・8区 4年 平 駿介 10,000m(28:48.40),ハーフマラソン(1:04:50) ・9区 3年 藤原 優希 10,000m(29:27.90),ハーフマラソン(1:03:20) ・10区 3年 内田 征治 10,000m(29:12.79),ハーフマラソン(1:02:34) (補欠登録) ・4年 四釜 峻佑 10,000m(28:36.03),ハーフマラソン(1:03:04) ・4年 西澤 侑真 10,000m(28:45.39),ハーフマラソン(1:02:35) ・4年 野村 優作 10,000m(28:19.01),ハーフマラソン(1:01:51) ・3年 三浦 龍司 10,000m(28:32.28),ハーフマラソン(1:01:41) ・2年 浅井 皓貴 10,000m(28:45.31),ハーフマラソン(1:02:13) ・2年 服部 壮馬 10,000m(29:24.54),ハーフマラソン(1:06:22)
順天堂大学は、10000m28分30秒までの選手(2人)、ハーフマラソン1時間3分台(11人)
駒澤大学(昨年3位)
(エントリー選手) ・1区 4年 円 健介 10,000m(28:19.53),ハーフマラソン(1:02:36) ・2区 4年 田澤 廉 10,000m(28:10.50),ハーフマラソン(1:03:42) ・3区 2年 吉本 真啓 10,000m(28:24.78),ハーフマラソン(1:02:36) ・4区 3年 鈴木 芽吹 10,000m(28:33.62),ハーフマラソン(記録なし) ・5区 3年 金子 伊吹 10,000m(28:25.71),ハーフマラソン(1:03:18) ・6区 1年 帰山 侑大 10,000m(29:12.95),ハーフマラソン(1:06:41) ・7区 3年 安原 太陽 10,000m(28:50.56),ハーフマラソン(1:05:47) ・8区 3年 花尾 恭輔 10,000m(28:37.51),ハーフマラソン(記録なし) ・9区 4年 山野 力 10,000m(29:25.83),ハーフマラソン(1:04:14) ・10区 3年 青柿 響 10,000m(28:33.71),ハーフマラソン(1:02:26) (補欠登録) ・4年 小野 恵崇 10,000m(28:53.91),ハーフマラソン (1:03:19) ・3年 赤星 雄斗 10,000m(30:07.21),ハーフマラソン (1:02:00) ・2年 篠原 倖太朗 10,000m(28:41.13),ハーフマラソン (1:01:01) ・1年 伊藤 蒼唯 10,000m(28:28.15),ハーフマラソン (1:04:15) ・1年 佐藤 圭汰 5,000m(13:22.91),ハーフマラソン (記録なし) ・1年 山川 拓馬 10,000m(30:27.22),ハーフマラソン (記録なし)
駒澤大学は、10000m28分30秒までの選手(5人)、ハーフマラソン1時間3分台(8人)
今年最強の名を欲しいままにしている駒澤大学だが、全ての区画がほぼハーフマラソンになる箱根駅伝で出雲駅伝と全日本大学駅伝の様に勝ち切れるのか。
箱根駅伝は217kmの総力戦だ。データを見ると青山学院大学や順天堂大学もかなり強いことが分かる。
ちなみに他のシード校を確認すると
中央大学(昨年6位)は10000m28分30秒までの選手(5人)、ハーフマラソン1時間3分台(9人)
創価大学(昨年7位)は、10000m28分30秒までの選手(4人)、ハーフマラソン1時間3分台(9人)
國學院大学は、10000m28分30秒までの選手(4人)、ハーフマラソン1時間3分台(12人)もいた。
駒澤大学、青山学院大学、順天堂大学、中央大学、創価大学、國學院大学この6つの大学から優勝大学が選ばれる可能性が高い。次回その③でこの5つの大学に在籍するエース選手を調査していきたいと思う。
その③でお会いしよう!ではまたっ!